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No.22 リースバックは金融商品?

猛暑続きで不動産の話など暑苦しいとおっしゃる方もいらっしゃるでしょうが、今回は、あえて「リースバック」についてお話をさせていただきます。

住宅のリースバックとは、自分の持ち家を売却し現金を得て、その後、売却先からその家を借りることで、引き続き住むことができるという新しい取り引きのシステムです。

利用者には、売却時にまとまったお金を得ることができ、売却後も、住み慣れた家で暮らすことができるというメリットがあります。
しかし、家の売却価格が安くなりがちで、家賃の値上げ交渉に対応するのが難しいというデメリットもあります。

このようにリースバックにはメリットとデメリットがあり、賛否が別れています。
そんな中、私は、リースバックは不動産商品というよりも、金融商品に近いものだと捉えています。

そのように捉えたとき、リースバックはあなたにとって有効でしょうか、ぜひ、考えてみてください。

リースバックのメリットとデメリットを整理し、不動産売却を考える人に知っておいてほしいポイントを紹介するコラム

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No.21 不動産の匿名査定って何!

先日、お客様から、スマホやパソコンで簡単な情報を入力するだけで、自分が所有している不動産の価格がすぐに分かるというサービスがあるけど、使っても大丈夫なのか、というお問い合わせをいただきました。

私は、ほぼ大丈夫でしょうと、答えました。
なぜなら、それらは、匿名査定と呼ばれているサービスで、名前などの個人情報を入力しなくても、物件情報だけで、AIが査定をするという仕組みなので、基本的に、個人情報の悪用や、後で営業をすることが難しくなっているからです。

ただし、査定額の正確さに関しては、断定することはできませんが、私が試した限りでは、まだ人間の査定の方が上のように感じました。
今はまだ多くの専門家も同意見のようです。

そのため、匿名査定の利用は、査定額を参考値だと捉えれば、大変便利なサービスなので、不動産を売却するかどうか迷っている方には、有効なのではないでしょうか。

匿名で利用できる不動産査定サービスの仕組みや、活用時の注意点を書いたコラム

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No.20 住み慣れた家で暮らしたい

相続物件の相談で、住み慣れた家で暮らし続けたいと言われる方が沢山いらっしゃいます。
そのほとんどが高齢のご夫婦で、長年住み続けてきた家には、資産価値とは別に、その方なりの価値があるのです。

そのように、先々の住まいをご心配な方に私がご紹介しているのが、「配偶者居住権」です。

これは、夫婦の一方が亡くなった場合に、残された配偶者が、被相続人が所有していた建物に、終身または一定期間、無償で居住できる権利です。
もちろん、一定の条件を満たさなければなりませんが、この権利は、配偶者の居住権を保護するという意味では、 大きなメリットがあります。
しかし、 固定資産税の負担や管理などの問題が発生するなど、注意しなければならないデメリットもあります。

いずれにしても、不動産に関する制度のほとんどにはメリットとデメリットがあり、専門家に相談することをお勧めします。

相続物件の「配偶者居住権」について、住み慣れた家で安心して暮らし続けるためのポイントを紹介するコラム

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No.19 もったいない物件

米の値上がりが続いています。
でも、ご飯大好きな私としては、量を減らすこともままならず、今まで以上に感謝して食べるようにしていますが、日本の食品ロスは、国民一人当たりおにぎり1個分の量を毎日捨てているらしく、実にもったいないことです。

同じようにもったいないことは、不動産にもあります。

例えば、入居率が低いアパートを何の対策もしないで、所有している方がいらっしゃいますが、それでは、ただのもったいない物件を持っているだけでしかありません。
アパートなどの収益物件は、収益を上げてこそ価値があります。

でも、どうしたらよいか、分からないという方は、ぜひ当店へご相談ください。
当店ではエイブルネットワークのノウハウを活かした、収益性の向上から運営まで幅広いご提案をさせていただき、ご希望によっては、買い取りまで幅広い対応をさせていただきます。

空室や収益悪化で「もったいない」状態になっている不動産の活用や売却について考えるコラム

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No.18 地価公示という通信簿

3月19日、国土交通省から、一般の土地取引価格の指標にもなる「地価公示」が公表され、福島県の平均はプラス0.9%で4年連続の上昇となりました。
上昇率が最も大きかった商業地は細沼町のプラス12.0%、住宅地は日和田町のプラス8.9%と、郡山市の上昇率は県内トップとなっています。

その一方、福島県の調査された434地点の内、公示価格が下がった地域が158地点ほどあり、昔のようにどこでも同じように地価が上がるという時代は終わり、二極化が進んでいく傾向にあります。
地価の上昇は、固定資産税などに反映されるため、うれしくない方もいらっしゃると思いますが、私は喜ばしいことだと思っています。

なぜなら、「地価公示」は、地域の成績を表す通信簿のようなものだからです。
地域の人が頑張れば地域の評価が上がる、だから頑張る。
そんな気持ちが街づくりや町おこしには大切なのではないでしょうか。

地価公示の上昇を通じて、地域の価値と街づくりの意識を問いかけるコラム

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